其之拾壱〜文字毎の差異〜
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始めに
本日も舞神文字に対する考察が行われました。各人格の基本的な情報は其之陸〜今後の展開を考察する〜を参照の事。
脳内会議:序論
司:さて、早速ですが本日も動向を考察する事に致しましょう。
疑:‥何に対する?
司:勿論“舞神文字に対する”で‥
革:お前等、同じ流れは鬱陶しいから止めろ。
統:同感だ。さっさと話してさっさとカタを着けてしまおう。
疑:解った。‥時に、どうやら我々の会話がまたもや文章化されているみたいなのだが、これは?
司:おや、気付かれましたか。その通りですよ。
革:文章化を? 大変 発言には気を付けにゃ
疑:リアルタイムなので?
統:いや 若干のタイムラグがあるかもだ
司:皆さん、態々字幕風にしなくて結構ですよ。しかも戸田奈津子ネタなんて、本当に一部の人にしか通じないものは極力止して下さい。
統:‥今日は皆の突っ込みが一段とキツいな。
脳内会議:本論
疑:で?今回の議題は?
統:そうだな。さっさと伺おう。
司:我々の描く舞神文字の“表現の揺れ”についてです。具体的には技術力が上がって来ている為、やはり初期のものと今描くものとでは差異が生まれているんです。
統:そこに差異を感じさせない様、心掛けているつもりだが。
革:いや、確かにそれは随所に見られる所だ。例えば“陽”と“湯”。この2つを見比べてみてくれ。
陽湯
司:この2字は同じ旁“昜”を持っています。にも拘らず、その表現が異なってしまっているという訳ですね。
疑:これは‥一体何時頃発覚したんだ?
統:‥
革:おい、どうした。答えろ。
統:‥解った、正直に言おう。“描いている最中”だ。
疑:成程‥では、これを修正し、どちらかに統一するチャンスはあったという事だな?
統:あぁ。充分にな。
司:更に追い討ちを掛ける様で恐縮ですが‥この例は氷山の一角に過ぎません。1つひとつ例示する事はページの都合上避けますが、細かい所をチェックして行けば、それこそ差異は無数に存在します。
革:やれやれ‥とんだお笑い種だな。“この舞神文字は1字たりとも手抜きをしてはいけない”のでは無かったのか?
統:ちょっと待て。誰が何時“手抜きをした”と言った?私の舞神文字に対する思いは今も不変だ。
疑:手抜きはしていない‥という事か?
統:あぁ。差異は存在する。が、私はこの2通りの描き方夫々に魅力があると思っているんだ。だから、敢えて両者とも生かしておいた。
革:フッ‥後付けの詭弁だな。
司:いえ、強ちそうとも言い切れませんよ。
疑:と言うと?
統:総て同じ形にすると逆に作業っぽさが出てしまう、という事だ。
革:‥それは確かに言えている。例え同じ偏、同じ旁であっても多少のバランスの違いは必ずあるものだからな。寧ろ個々に差異があった方が、1字毎に丁寧に仕上げて行ったという証になるのかも知れないな。
統:ほう‥お前が折れるとは。随分と賢くなったな。
革:放っておけ。
脳内会議:結論
司:さて、纏めに入りましょうか。
統:取り敢えず、このままの意向で問題無いな、舞神文字は。
疑:所で、今はどれ位描き終えているんだ?
革:何だ、そんな事も知らないのか。2K7.3.9現在、200字を終えている。
統:順調だな。
疑:他に質問は‥無いな。
司:それでは、本日はこの辺りで。お疲れ様でした。そうそう、どうですか皆さん、たてたてのコーヒーでも?
統:‥まさかお前がそのオチで締めに来るとは思わなかったよ。
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