- 実行時のエラー
- 講義では大まかな流れを解説する為に細かな設定等は省いてある部分があります。
- ですから実際に講義通りの手順を踏んだとしても、恐らく上手く行かないのではないかと思われます。
- まず多くの人が講義中のEclipse実行画面について疑問を抱く事でしょう。これは本講義で使用したEclipseが既にiαppli開発向けにカスタマイズされているからです。
- この件については前項で詳しく説明してあります。
- ここでは総ての人が詰まるであろう、Sample実行時のエラーについて解説します。
- 実行時、画面下部のウィンドウにこの様なメッセージが出る筈です。
AppNameがありません。
- これはiαppliの名前を決めていない為に出るエラーです。
- では、名前を決めに行きましょう。Eclipseをインストールした場所\workspace\Sample\binに移動して下さい。そこに以下の2つのファイルがあると思います。
Sample.jam
Sample.jar
Sample.jar
- 今回編集する対象は"Sample.jam"の方です。
- Sample.jamをWindows標準装備のメモ帳で開いて下さい。すると、以下の内容が記載されている事が解ります。
AppVer = 1.00
LastModified = Tue, 04 Jul 2006 17:13:48
PackageURL = Sample.jar
AppSize = 100
LastModified = Tue, 04 Jul 2006 17:13:48
PackageURL = Sample.jar
AppSize = 100
- そこに次の2行を付け足して下さい。
AppName = Sample
AppClass = Sample
AppClass = Sample
- この状態で実行すれば、きちんとEclipse上でエミュレータが起動する筈です。