- アップロード手順
- これ迄に行って来た講義で、それなりのサンプルプログラムが組める様になったと思います。
- ではそのプログラムをiαppliとして扱う為にサーバ上にアップロードしてみましょう。
- アップロードするファイルは以下の2つです。
Sample.jam
Sample.jar
Sample.jar
- それぞれeclipse\workspace\Sample\binの中に入っています。
- 実機はこの.jar拡張子ファイルをiαppliと見做し、サーバ上に置かれたアプリケーションをダウンロードします。
- とは言っても、只単に2つのファイルをアップロードすればそれで自動的にダウンロード迄してくれる訳ではありません。
- それらとは別に、ダウンロードページを設ける必要があります。ここでは便宜上index.htmlと名前を付けておきます。
<html>
<head>
<title>iαppli Download Page</title>
</head>
<body>
<object declare id="Sample" data="Sample.jam" type="application/x-jam">
</object>
iαppli Download Page<br>
<hr>
<a ijam="#Sample" href="nojava.html">Download</a>
</body>
</html>
<head>
<title>iαppli Download Page</title>
</head>
<body>
<object declare id="Sample" data="Sample.jam" type="application/x-jam">
</object>
iαppli Download Page<br>
<hr>
<a ijam="#Sample" href="nojava.html">Download</a>
</body>
</html>
- ダウンロードページはHtmlで作成します。実機が訪れるのはこのHtmlで構成されたページという事になります。
- 太字で書かれている部分には、それぞれ上から
iαppliの起動時に呼び出されるクラス(=AppClass)
jamファイル名
iαppliの名前(=AppName)
jamファイル名
iαppliの名前(=AppName)
- を指定しておきます。
- また、iαppliに対応していない人の為にnojava.html(名前は任意)も準備しておきましょう。
<html>
<head>
<title>Not Support iαppli</title>
</head>
<body>
Not Support iαppli<br>
<hr>
貴方の携帯電話(ブラウザ)はiαppliに対応していません。<br>
対応機種はx505i以降です。<br>
</body>
</html>
<head>
<title>Not Support iαppli</title>
</head>
<body>
Not Support iαppli<br>
<hr>
貴方の携帯電話(ブラウザ)はiαppliに対応していません。<br>
対応機種はx505i以降です。<br>
</body>
</html>
- 上記のHtmlは非常に淡白なものです。
- 実際はダウンロードするページという事もあってユーザがまず見る画面、言わば第一印象を決める画面です。
- ですから本当に作る際には、レイアウト等をもう少し工夫した方が良いでしょう。
- アップロード
- ダウンロード用のHtmlが2つ準備出来たら、.jar及び.jamファイルと同じディレクトリにアップロードしましょう。
- つまり、最終的にはこれら4つのファイルが同じディレクトリにアップロードされている必要があります。
- Sample.jam
- iαppliとなるファイル
- Sample.jar
- ダウンロードの際に必要なファイル
- index.html
- 実機用ダウンロードページ
- nojava.html
- iαppli非対応端末用ページ
- アップロードが確認出来たら、実機からindex.htmlへアクセスしてみて下さい。
- すると、この様な画面が現れる筈です。
iαppli Download Page
Download
Download
- "Download"の部分にリンクが張ってあり、これを選択するとiαppliのダウンロード画面に移行します。そこから先は携帯側の指示に従って下さい。
- 無事ダウンロード出来たら早速起動してみましょう。現在はせいぜいキャラクターの移動が出来る位のものだとは思いますが、それでも実機でもきちんと動く事が確認出来る筈です。
- エミュレータと比べると多少ボタンが押し辛く感じるかも知れませんが、本来は実機で動かす事を前提として作っているものですから、その操作性に合わせたインターフェイスの構築を心掛けましょう。
- また、それ以外にも実機とエミュレータの間には多少の違いがあります。例えばフォントや画面のサイズ等は実機それぞれに用意されたものが基準となりますし、CPUの処理能力もPCと比べると見劣りします。
- そういった部分も随時確認して、これからの作成時に参照出来る様に纏めておくと良いでしょう。